体から自分を知る【3】頭痛
以前 花を愛でに行こうと思い立った時のこと。
「母も連れて行ってあげたい」と思ったのですが
そうなると準備やら道中やら色々考えないといけないことに気づいて
「やっぱり母を連れて行くのは来年にしよう！」と決めて 一人で出かけたのですが
移動途中から モヤ〜っと体が怠くなってきて お腹が空いてくる時間なのに全くお腹も空かない。
時間が経つにつれ「あれ？、、、これはもしかして頭痛？」と感じるようになってきて
みるみるうちに結構なレベルの頭痛になっていきました。
周りに頭痛持ちさんが多いので その意味は覚えていて
「罪悪感や 自分を責めたり 追い込んだりしてる」だったので
頭痛が出るまでの道中、何を考えてたかと振り返ると
せっかくのオフ。ゆっくり過ごす為に移動中の景色を楽しんでる…
はずが
頭のなかでは
「もう少し早く母を連れて行こうかなと思いついてたら
準備間に合ったかもしれないなぁ…」とか 「してあげたいなぁと思いながら なかなか出来てないなぁ」など
今回母を連れて来れなかったことについてグルグルと考えていたのです。
これか〜！と思った頃には
歩けないくらいの頭痛で（ほんとこんな辛いのなかなか無い）
近くのマッサージを受けに向かい（歩けないからタクシーで）
何とか辿り着きました。
触れて貰うと肩と首の筋肉の硬さがキツイなーと感じたので
その意味も含めて 自分と向き合うことに。
肩は周りのことや人のことを背負い過ぎている時。
首は柔軟性と関係がある。
「母のこと罪悪感持つほどに気にかけるのはある意味愛情。だけれど、せっかくの道中を楽しめてないのは勿体ないよね？せっかくのオフ、楽しめば？
できる時にできることしてあげれば良いのだから、柔軟性を持って！」
ということだなぁ。。。
と思いながらスヤスヤと眠りに落ち…
終了した頃には少しスッキリしていて、
歩けるようにもなってるし、
その後友人と会う約束をしていたのですが
また少し経つと頭痛も消えてしまったので約束通りに会うことができました。
頭痛が出ると長い時間痛みが続く方など 是非この方法試して貰えたら。
きっと短時間で痛みが消えることを体験される方も多いはず。
（それと同時にマッサージや睡眠を取るのもとても助けになります。
内面からも外側からもケア。）
自分の症状に当てはめて 本を何度も読んでいると意味をそのうち覚えてしまうし
自分がつい発動してしまう思考癖もわかってきます。
でももし、イレギュラーな不調（ちょっと重く、かつ長引きそうな不調）が外出先で出た場合、
意味もわからない時は向き合い様がない、と 辛いですよね
そういう時は
「自分から離れてるよー（今この瞬間を感じて！）」という風に捉えるのをおススメします。
症状の大部分が
過剰に不安になっていたり、逃避しようとしたり、自分を責めていたり（なんでこう出来ないんだろう？とかも責めと同じ。なぜなら許容状態ではないので。）
今目の前に居ない人や物事についてアレコレと思案していたり、
やらなければならないことが山積みで寝てる暇もないと感じていたり
未来への不安で今ここに気持ちが無い、
過去の苦しみで今ここに気持ちが無い、
今自分がどういう状態か、よりも 他のことが優先で大事なので自分のことは考えていない、感じていない。
そういう時に「いま ここを感じて。いまを生きて」とサインが来るのです。
生きているといろんなことが起こります。
周りでどんなことが起きていようと
まず 自分が落ち着いて、穏やかな状態を保ちつつ
目の前のことに取り組むということが 全ての調和に繋がります。
（そんな風には全く思えないことの方が多いですが
でもそれを基本とすると たくさん恩恵が受けられます。）
なので 体調不良になった時は
まず呼吸と体の感覚に意識を向けて
湧いてくる感情があればそこから逃げず 留まりその感情を感じてく。
しばらくすると フワッとしてくる瞬間があるので
そうなればひと段落クリア。
（できなくても 自分を否定せず、ただ感覚を、感情をじっくり感じてみてください。）
疲れているのになかなか自分に休みを与えて無い時であれば
きっと寝てしまうでしょうね。
④に続きます。
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